こちょことこしょ

終了しました。
山椒は小粒でもピリリと、、を一つのテーマに、
ちっちゃいけどスパイスの効いた、お猪口と古本の展示会。
「モノずき」な皆さまにお越しいただき感謝しています。
ありがとうございました。
うっかり出し忘れていた「こちょこ」。
伊万里の六角形の筒。ツルの白抜き染付が躍動感があっていいな。
釧路にピッタリだね、と思ってて、忘れてました。
これも紹介しそびれた「こしょ」。
にっぽん快人物列伝 紀田順一郎 著 旺文社文庫
永井荷風、田中正造、竹久夢二、乃木希典、南方熊楠、坂田三吉など、
カテゴリーを作家、思想家、画家、為政者、学者、芸能人と分け、
明治、大正、昭和を生きた、個性あふれる「にっぽん」人のエピソード集です。
「彼は特異な胃袋を持っていて、嘔吐したいと思うときにはいつでも吐くことができた。(中略)のち、世間に名を知られるようになってからも、気にいらぬ訪問者にはヘドを吐きかけて、玄関払いを食わした。(南方熊楠ー世界的な超人学者)」

こちょことこしょ

最終日

こしょ
怪僧ラスプーチン マッシモ・グリッランディ 著 米川 良夫 訳 中公文庫
帝政ロシア末期に暗躍し、怪僧と恐れられたラスプーチンの伝記本です。
皇帝をそそのかし、貴族たちをたぶらかし、婦女をたらしこみ、
その邪悪な妖術を用いて、国政を混乱に陥れたかどで最後は暗殺された、祈祷僧の数奇な生涯が書かれています。
1ページ目を開くなり、ゾッとしました。
字が小さくて読みづらいのです。目の焦点がすぐにかすんでボヤける。
そのせいか、読み進める気もちが、吸いとられるように徐々に弱っていきました。
まんまとラスプーチンの術中にはまってしまった。
怪僧の妖術で、自分は初期老眼にされてしまったようです。
本を閉じ、自分は降参しました。
震えが止まりません、おそるべしラスプーチン。

色絵 伊万里(祥瑞・九谷風)盃 幕末ー明治時代

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こちょことこしょ

初日です。
イベント「ちょこしょ」にご予約いただいたお客様さまと、
皆さまのお越しをお待ちしております。
こちょことこしょこちょことこしょこちょことこしょこちょことこしょ。。。

遅くなりましたが、

Autumn Warm 終了しました。
誠にありがとうございました。
そしてお次は、芸術の秋に相応しい?
古書かわしま @946kosyokawashima とのコラボ展、「こちょことこしょ」です!


写真の通り、店主川島さんも可愛い「小書」の選定に余念がありません。こけしも不思議げな面持ち。
「縮み」志向の日本人、、なんと興味深い。
☟以下は川島さんによる紹介文です。

11月23日(火・祝)~28日(日)、市内鳥取大通8のsendさん @sendkushirosendkushiro にて販売会「こちょことこしょ」が開かれます。
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sendの髙比良さんが見つけてきた古い猪口と、古書かわしまの文庫本、すなわち両店選抜の「ちっちゃいものクラブ」が一堂に会するのでございます。
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初日はライブトーク「ちょこしょ」なる催しあり。小中高とお世話になった文庫本持参で私もお邪魔します。
よろしければ参加なさる方もご自身の愛読書をお持ちください(強制ではありません)。
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ただいまそれに向けて、文庫本やちっちゃいものに関する本をあれこれ繙いているところ。いわゆるひとつの<泥縄式読書法>の実践であります。