こちょことこしょ

最終日

こしょ
怪僧ラスプーチン マッシモ・グリッランディ 著 米川 良夫 訳 中公文庫
帝政ロシア末期に暗躍し、怪僧と恐れられたラスプーチンの伝記本です。
皇帝をそそのかし、貴族たちをたぶらかし、婦女をたらしこみ、
その邪悪な妖術を用いて、国政を混乱に陥れたかどで最後は暗殺された、祈祷僧の数奇な生涯が書かれています。
1ページ目を開くなり、ゾッとしました。
字が小さくて読みづらいのです。目の焦点がすぐにかすんでボヤける。
そのせいか、読み進める気もちが、吸いとられるように徐々に弱っていきました。
まんまとラスプーチンの術中にはまってしまった。
怪僧の妖術で、自分は初期老眼にされてしまったようです。
本を閉じ、自分は降参しました。
震えが止まりません、おそるべしラスプーチン。

色絵 伊万里(祥瑞・九谷風)盃 幕末ー明治時代

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