sendでは器の修理を承ります。
(マグカップ ニュウ・亀裂 銀繕い)
長年使ってきた愛着のある器や、お気に入りの器が割れてしまったり、欠けてしまったりするととても残念な気持ちになります。
これらの器は、漆で接着し、欠けを埋めるなどして修理すると再び使えるようになります。
(志野織部・鉢 欠けの漆直し・白、弁柄、黒漆の研ぎ出し)
漆直しによる金継ぎなどの技術は、桃山ー江戸時代初期のお茶 (茶の湯) の成熟期より400年以上もの間、受け継がれてきた日本固有の伝統的な修理法です。
漆には強力な接着力、耐酸・アルカリ、防腐防水、絶縁性、塩分やアルコールに浸食されないという特徴があり、漆直しはその強度を利用するものです。
ちなみに金継ぎは、漆で直しを施した上から金粉を蒔いて加飾する技法です。
器の漆修理には自然素材を使い、エポキシ・パテやボンド等は使用しません。
自分はまだ駆け出しで時間がかかる場合もありますが、器そのものの良さを尊重し、生かす直しを心掛けます。
1000yen~
*漆直しで修理された器は、基本的に漆器に準じる物ですので、電子レンジやオーブン、蒸し器での加熱や食洗機の使用、煮沸消毒はお控えください。
(仏・オクタゴナル 皿 罅の金繕い)
(木原茶碗 窯瑕直しと銀繕い)
(高取焼手付鉢 青金繕い)
(デルフト染付皿 黒漆の共継ぎ)
(カップ カケの銀繕い)
(美濃灰釉茶碗 共継ぎ・金繕い)
(不志名焼 ぼてぼて茶碗 割れの銀継ぎ・繕い)
(いにま陶房 茶碗 割れの白漆共継ぎ)
(やちむん茶碗 割れの継ぎ 弁柄漆)
(やちむん茶碗 内側は白漆)
(波佐見焼のどんぶりのカケを弁柄漆、ニュウに漆を染み込ませて直しています。)
(くらわんか皿 ニュウの金繕い)
(信楽小鉢 ヒビとニュウの金繕い *蒔いた直後)
(高麗青磁象嵌杯 カケとニュウの銀繕い)
(龍泉窯青磁筒碗 カケとニュウの黒漆直し)